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2024-08-18

能登半島地震被災地視察

お盆の連休で能登半島地震の被災地の視察に行ってきました。
前日の夜から同業の友達と車で3時間、金沢に宿泊して翌日に震源地である珠洲市に向かいました。

金沢市から珠洲市まで車で2時間もかかりました。原因は道路の状況にありました。道中も震災の被害の影響は甚大で道路は隆起、陥没、亀裂をしており復旧はまだ全然追いついておらず速度制限や片側通行の影響により通常よりも目的地に到着するのに時間がかかりました。

道中に立ち寄ったガソリンスタンドでは地中を掘り起こしており液状化により地中のタンクに亀裂が発生して水が混入するなどの被害があったとお話しいただきました。トイレ休憩でコンビニに立ち寄りたいと思ってもまだ休業している店舗も多く被害のおおきさを感じました。道中の大半の住宅の屋根にはブルーシートがかけてあり応急処置の重要性を実感しました。

珠洲市に到着して中でも被害が大きかった宝立町(ほうりゅうまち)から市役所あたりを視察してきました。建物のほとんどが何かしらの損害が生じていて、倒壊している建物の数も多かったです。罹災から今まで現状の状態を保ったままの建物をみると復興が全然追いついていないのだと実感しました。電柱や信号機は機能しているがほぼ曲がっており今でも倒れないか心配になるほどでした。

少し車を走らせて避難所も見てきました。被害の少ないリゾート施設に隣接した広大な敷地に仮説住宅が建設されておりました。仮設住宅の玄関先には花や植木鉢などが飾ってあり、近隣の海で釣りをしている人が多かったりで被災された中でもたくましく前向きに生きようとする人々に心を動かされました。

珠洲市から輪島市に移動しようとナビを設定して移動、しかしナビには表示されない通行止めの道に苦戦して時間が思ったよりかかり輪島市の視察を断念!帰路の途中で金沢市のまいもん寿司に寄ることに、到着したら車がパンクしててレッカーで帰宅となった弾丸のお盆休みとなりました